ベレンの塔や発見のモニュメント、ジュウロニモス修道院を見学後、ちょっと遅めのランチを食べました。
ジュロニモス修道院からそこそこ近い所にある、パスティス・デ・ベレンPastel de Belemです。
大通りに面していて、行列があるので、すぐにわかります。
テイクアウトの人が待っている中、気にしないで細長い店中にどんどん入っていくと、急に広いスペースがあり、警察官のような人が、どんどんお客さんを振り分けていました。
かなり広いスペースですが、その割には店員さんが少なく、忙しいだけではないと思いますが、どうも愛想とか気配りがイマイチな店員さんが多く、なかなかメニューも渡されませんでした。
ハムのサンドウィッチ 1.95ユーロ(1ユーロ=約130円なので、約253円くらい)
パスティス・デ・ナタというエッグタルトが、とても有名なお店ですが、意外にも軽食が充実しています。
サンドウィッチもそのままとトーストがあり、それぞれ4・5種類づつ位ありました。
英語表記もされているので、便利です。
カンパーニュっぽいパンに、ハムが挟んであるだけと言う、本当にシンプルなサンドウィッチです。
しかも、けっこうビッグサイズです。
ポルトガルのハムは、白っぽくて塩気が控えめで、日本のものより好みでした。
チーズのトーストサンドウィッチ 2.55ユーロ(331円くらい)
ハムのサンドウィッチと同じパンをトーストしてあり、チーズが端までびっしりとたっぷり挟んであり、物凄く良く伸びて美味です。
パスティス・デ・ベレン 3.30ユーロ(3個の価格、1個143円くらい)
昔からのレシピを守っている、ポルトガル随一の名店の味が、1つから注文できます。
他のお店とは、少し商品名が異なりますね。
焼き立てのアツアツが出てくるのが、嬉しいです。
餃子の皮のような、揚げ湯葉のような、薄〜いパリッパリの生地が層になっていて、白っぽいカスタードクリームが、とろ〜りとして、濃厚な味わいです。
他のお店とはクリームの味が違い、少し素朴な気はしますが、共通してやはり甘ったるさは変わらないです。
テーブルにある、粉糖とシナモンをお好みで振って食べるそうですが、そのままでも十分美味しく頂けますし、やはり甘いので、1個で十分な味わいです。
お会計は、席で済ませるのですが、これがまた、店員さんが全く来なくて、しかも、何回も呼んでも来なくて、凄く待たされました。
安くて美味しいのは良いのですが、オペレーションと言うのか、店員さんのサービスの質は、かなりイマイチでした。